THK

引用元：THK公式HP
https://www.thk.com/jp/ja/

THKの走行ロボットの特徴

SIGNASにはステレオカメラが内蔵されており、設置したサインポストとの距離や方位を計測して経路に沿って発進や停止、カーブ、スピンターンなどの走行動作を行います。

経路設定は、サインポスト（目印）を設置するだけ。煩雑なプログラミングの必要がないため、専門的な知識がなくても簡単に経路設定ができます。

また経路変更もサインポストを移動させればよいので、ルートテープも必要なくレイアウト変更工事なども不要です。

SIGNASは積載と牽引の2つのラインアップで展開しています。工場での用途やワークなどによって使い分けることができ、幅広く工場内で活躍します。

SIGNASは段差やスロープでも運用が可能という強みがあります。たとえば建築現場などの資材運搬や、工場内の物流を担う一般的なAGVでは用途や使用場所が限られてしまいますが、SIGNASは段差やスロープがあっても走行できるため運用可能です。

屋内と屋外を行き来するエリアや、建屋間などでも走行でき、幅広い環境やスペースでの自律搬送が可能となります。

ルートテープが不要なのがメリットのSIGNASですが、停止精度を上げたい場合には、その箇所にだけ磁気テープを貼ることで、確実に停止させたい箇所を指定することができます。

ワークの受け渡しを自動化するなど、より精度を高めたい場合に役立つ機能です。

現場に合った走行ロボットを求めるなら

このメディアでは、他にも、人手不足を解消し、生産性を向上させる走行ロボットを紹介しています。TOPページでは利用する目的や場所に合わせてオススメの走行ロボットを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

物流サービス業の搬送作業を自動化したいけれど、借建屋のため磁気テープを床に貼るタイプのAGVが使用できませんでした。THKのSIGNASはルートテープレスなので、建屋をきれいに使うことができ、人手不足解消にも繋がりました。

THKでは現場調査を行い現場改善、自動化の提案をしています。本ルートで試走し、ワークを実際に行ったりした上で正式な発注を受け、設置前立会いや現地設置まで責任を持って手厚くサポートしています。