明電舎
20年以上前からAGVの開発・製造を手がける明電舎。AGVのリーディングカンパニーでもある同社自慢の製品群の中より、本記事では「3MC-Mシリーズ」をピックアップ。製品の特徴や導入事例などについてご紹介します。
明電舎(3MC-Mシリーズ)の走行ロボットの特徴
ニーズに合わせて選べる3つの誘導
方式
明電舎の3MC-Mシリーズは、誘導を必要とするAGVタイプの走行ロボットです。磁気誘導式、レーザ誘導式、マルチ誘導式、3つの誘導方式から、利用シーンや予算などに応じて選ぶことができます。特にマルチ誘導式は明電舎独自の技術が採用されており、±10mmの停止精度を実現している点は注目のポイントです。
軽量から重量まで幅広く対応
誘導方式以外にも、積載量の違いによる製品ラインナップの充実さも魅力の一つと言えるでしょう。3MC-Mシリーズでは積載量250㎏・1,000㎏・3,000㎏・6,000㎏が用意されており、運搬物に合わせて選択が可能。またカスタマイズ設計にも対応しており、チェーンコンベヤやプッシュフルアーム、リフタなどの取り付けも行えます。
タッチパネルで誰でも簡単操作
3MC-Mシリーズは、操作性もとてもシンプルな設計となっています。タッチパネルを採用しており、アイコン表示によって誰でも直感的に走行ロボットをコントロールすることができます。この他、運転状態や機器の異常なども、タッチパネル上ですべてモニターできるようになっています。
明電舎(3MC-Mシリーズ)の走行ロボットの機能に
ついて
前後左右、斜めなど全方位走行が
可能
二輪速度差ステアリングの駆動ユニットを搭載しており、車高を低く抑えつつ、全方位走行することが可能です。小回りが利くので、奥まった場所などの運搬作業にも対応できるでしょう。また、ステアリング制御で急なカーブも滑らかに走行。横揺れが少なく、製品に与える影響を軽減できます。
明電舎ではその他に以下の走行ロボットシリーズを取り扱っています。
- フォークリフト形AGV(3ML-M11サイドフォーク形パレット搬送AGV)
電動式でオイルレス仕様であるため、油などを取り扱う工場での利用に適しています。 - 無人搬送車キット Meiden AGV Kit (MK2/5シリーズ)
コストを優先で簡易的な機能に特化したAGV。手押し台車としても使用可能です。 - ロボット搭載形AGV(RocoMo-V)
マテハン作業と移動ができる走行ロボット。リーチ量は最大1418mmで、工作機械間の利用に適しています。
このメディアでは、他にも、人手不足を解消し、生産性を向上させる走行ロボットを紹介しています。TOPページでは利用する目的や場所に合わせてオススメの走行ロボットを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
明電舎(3MC-Mシリーズ)の走行ロボットの事例
安定感のある走行に現場でも好評
段ボール製造会社では、製造工場から製品倉庫から段ボールの受け渡し作業の業務効率化を検討。将来ライン変更の予定もあったため、設備増設せずに実現したいというニーズに合致したのが明電舎の走行ロボットでした。実際に導入した所、思った以上に段ボールを積んでも安定感があると、現場での評判も良いようです。
明電舎(3MC-Mシリーズ)の走行ロボットのサポートについて
全国に拠点を構え地域密着で
サポート
明電舎では、北海道から九州まで全国に広く拠点を構えて営業を展開しています。トラブルが発生した際は最寄りの営業所、または24時間年中無休のコールセンターで対応してもらうことができます。また、名古屋にあるAGVファクトリーで実機によるデモンストレーションを実施。購入前に実際に操作性を確かめてから導入の検討もできます。
明電舎の会社情報
会社名 | 株式会社明電舎 |
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走行ロボット | 3MC-Mシリーズ |
所在地 | 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower |
電話番号 | 0120-099-056 |
公式HP | https://www.meidensha.co.jp/ |