オムロン
工場のオートメーション化を中心とした、電子部品・制御機器などを手がけているオムロン。ここでは、オムロンが展開している走行ロボットLD/HDシリーズの機能と特徴、実際の導入事例などの情報をまとめています。
オムロン(LD/HD
シリーズ)の走行ロボットの特徴
レーザースキャナで自動的に障害物を回避
オムロンのモバイルロボットLD/HDシリーズは、搭載しているレーザースキャナで周囲環境のマップを自動的に作成。走行ルート上に作業者・荷物・ラック等の障害物が検知された場合でも、その場で回避ルートを作成して自律走行を行うため、従来の工程に手を加えることなく導入することができます。
最短半日でライン変更にも対応可能
LD/HDシリーズでは、自動生成された搬送マップを加工することも可能です。使用するのは、モバイルロボット総合ソフトウェアである「MobilePlanner」。スタート・ゴール地点はもちろん、一方通行・進入禁止エリアを指定することもできます。また、ラインを変更する場合の作業も、最短半日で対応できるようになっています。
最大100台のロボットを一括で管理
できる
LD/HDシリーズでは、運行管理ソフト「Fleet Manager」により最大100台までのモバイルロボットを一括管理することが可能。稼働状況などをチェックして業務を振り分ける運行管理機能、ロボット同士の交差タイミングを調整する交通整理機能などで、現場全体の搬送効率アップを図ることができます。
オムロン(LD/HD
シリーズ)の走行ロボットの機能について
自律走行搬送を可能とする多彩な
機能
オムロンのLD/HDシリーズには、作業員・障害物を避けながら走行する自動運転機能、レーザースキャナによるマップ自動生成機能を搭載。マグネットテープやビーコンなどの設置なしで、自動運転ロボットの導入が可能です。また、非常時の緊急停止機能について容易に追加できるようになっています。
このメディアでは、他にも、人手不足を解消し、生産性を向上させる走行ロボットを紹介しています。TOPページでは利用する目的や場所に合わせてオススメの走行ロボットを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
オムロン(LD/HD
シリーズ)の走行ロボットの事例
モバイルロボットの導入で生産性が向上
プリント基板の製造を行っている、OKIサーキットテクノロジー株式会社の鶴岡工場の事例。生産人員不足に悩んでいましたが、オムロンのモバイルロボットを3台導入したことで1日あたり30kmの搬送工数の自動化に成功。搬送頻度が向上したことで稼働率もあがり、10%の生産性向上につながりました。
オムロン(LD/HDシリーズ)の走行ロボットのサポートについて
スピーディーな障害復旧をサポート
機器が故障、または何らかの障害が発生した場合、サービス員をすみやかに派遣してトラブルの復旧をサポートしています。また、機器の故障・軽微な異常を早期に発見できるよう、ロボットの仕様に合わせて定期的な点検も実施。可動部の動作確認、摩耗や損傷の確認といったチェックを行っています。
オムロンの会社情報
会社名 | オムロン株式会社 |
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走行ロボット | LD/HDシリーズ |
所在地 | 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入 オムロン京都センタービル |
電話番号 | 075-344-7000 |
公式HP | https://www.omron.com/jp/ja/ |