daifuku

引用元：daifuku公式HP
https://www.daifuku.com/jp/

本ページでは、物流倉庫や工場生産ライン向けの製品やソリューションを手掛けており、グローバルにビジネスを展開している株式会社ダイフクを特集。「モノを動かし、心を動かす」というスローガンを掲げている同社では実に多彩な品々を手掛けています。気になる走行ロボットは、全方向移載型無人搬送台車「FAV」というもの。特徴や導入事例などをリサーチしてご紹介しています。

daifuku（FAV）の走行
ロボットの特徴

全方向に移動可能な無人配送車

daifukuが手掛けている走行ロボットは、全方向移載型無人搬送台車「FAV」として公式HPにて紹介されています。読んで字の通り、直行、横行、斜行などが可能。走行中に情報伝達ができるSS（スペクトラム拡散）無線通信方式、ならびに自立走行可能なレーザーガイド方式を採用しており、効率的な配車・配送を実現できるとアピールされています。

活躍の場も幅広く、例えば「生産ラインへの材料供給」や「仕掛品の工程間搬送」、「完成品を倉庫へ格納する」、「商品を倉庫から出荷エリアに移動する」などが挙げられています。

多種多彩なバリエーションに対応

daifukuの全方向移載型無人搬送台車「FAV」は、様々なバリエーションが揃っており、各種の機器類との組み合わせも自在。用途やニーズに応じて、多種多彩な使い方ができるというのが大きな強みとしてアピールされています。

例えばローラーコンベアのローラーをFAVに設置し、荷物をよりスムーズに搭載させたり、フォークリフトを組み合わせて床置きパレットを持ち上げコンベアに乗せる、小型軽量タイプを用いて、生産ラインへの部品供給に用いるなどの活用方法が紹介されています。

柔軟にリニューアルが可能

daifukuでは「FAV」に限らず、自社製品やソリューションのアフターサービスを365日24時間体制で受付しており、トラブルが発生した場合などでも、迅速なサポートを受けることができます。その上で、製品導入後のリニューアルや更新にも力を入れています。

長年の使用により経年劣化した台車部分を新品に入れ替えるのはもとより、導路のレイアウト変更や通信方式の更新などにも柔軟に対応できると訴求されています。

daifuku（FAV）の走行
ロボットの機能
について

より高性能なバッテリーシステムを搭載

daifukuの全方向移載型無人搬送台車「FAV」には、かつて主流であったニッカドバッテリーに代わり、より環境にやさしいとされる最新式のリチウムイオンバッテリーを採用しているとアピールされています。

従来のニッカドバッテリーと比べ約30％の小型化ならびに軽量化を実現しているのはもとより、自動での急速充電も可能。また補水も不要となっており、さらにはメンテナンスのために放充電作業を行う必要もなし。FAVの機能を、強力にバックアップしています。

このメディアでは、他にも、人手不足を解消し、生産性を向上させる走行ロボットを紹介しています。TOPページでは利用する目的や場所に合わせてオススメの走行ロボットを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

daifuku（FAV）の走行
ロボットの事例

食品メーカー6社の共同物流センターで、FAVが活躍

九州地区の食品メーカー6社の商品を共同で扱う福岡の物流センターでは、daifukuが手掛ける各種の機器やシステムをフル活用することで、大規模施設における大幅な省人化に成功。最大2万ケースを保管できる自動倉庫や11基のクレーン、電動台車式水平流動棚「シャトルラックL」などともに、無人搬送台車「FAV」を組み合わせているとのこと。荷さばきエリアと垂直搬送機の間の搬送作業の多くを、無人化することに成功したと紹介されています。

daifuku（FAV）の走行
ロボットのサポートについて

365日24時間、全国各地の拠点が対応

前述しました通り、daifukuでは自社製品やシステムのアフターサービスとして、　365日24時間の体制で連絡を受付。また全国に52箇所のカスタマーステーションとパーツセンターを擁しており、約700名のサービスエンジニアが在籍。トラブル対応はもちろん、システム拡張やリニューアルにも柔軟に対応しているとアピールされています。

daifukuの会社情報