シャープ
シャープでは、物流・製造現場のさまざまな課題を解決する走行ロボットをラインナップ。本記事では数ある製品の中から、XFシリーズをピックアップして詳しく製品の特徴をご紹介します。
シャープの
自動搬送ロボット(XFシリーズ)の
走行ロボットの特徴
コンパクトながらもパワフルな
搬送力
有軌道タイプの走行ロボット「XFシリーズ」は、小回りの利くコンパクトな設計が魅力的です。標準タイプでも825mm×480mm×190mmの大きさとなっています。小さいながらも最大積載量は200㎏となっており、人の手では運べないものも楽々搬送。作業負荷を減らしながら業務効率をUPさせることができます。
多彩な運搬ユニットをラインナップ
運搬物に合わせて搬送ユニットを選べるのも、XFシリーズの特徴の一つです。オリコン用のカートユニットをはじめ、牽引ができる6輪台車搬送ユニット、潜り込むタイプのカゴ車搬送ユニットなど、利用シーンに応じた様々な搬送ユニットが用意されています。また既製品の提供のほか、特注での対応も可能です。
複数ロボットを一括管理する制御
システム
XFシリーズの配車管理には、シャープ独自の集中制御システム 「AOS」で最大20台(カスタマイズによって100台)まで一括管理することができます。また走行コースの指定や最短経路の自動生成、一方通行・双方向通行設定切替、配車予約など豊富な機能も搭載。一台の端末から複数の走行ロボットを効率良く管理することができます。
シャープの
自動搬送ロボット(XFシリーズ)の
走行ロボットの機能
について
データ分析により生産性を見える化
XFシリーズでは、全台数の走行ログを記録する機能を搭載されており、作業別に生産性を可視化させることができます。また、データの分析結果に基づき、人員配置の最適化をサポートする機能も搭載。単に搬送作業を省人化するだけでなく、データによって業務改善まで行えるのも魅力となっています。
シャープではその他に以下の走行ロボットシリーズを取り扱っています。
- TYPE LC
ハンドリフト、オリコン、部品箱の搭載型、台車などの連結が可能なAGV。
このメディアでは、他にも、人手不足を解消し、生産性を向上させる走行ロボットを紹介しています。TOPページでは利用する目的や場所に合わせてオススメの走行ロボットを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
シャープの
自動搬送ロボット(XFシリーズ)の
走行ロボットの事例
導入により作業人員2名の省人化を
実現
漢方製剤メーカー・ツムラの工場では、175㎏の容器を20分ごとに人の手によって交換しており、安全面と生産性が課題となっていました。
この作業を自動化すべく、シャープの走行ロボットを導入。本来の目的であった安全面がクリアできただけでなく、1ラインあたり2名の省人化を実現。さらに休憩が要らないことで年間45トンもの生産量UPが見込まれているそうです。
シャープの
自動搬送ロボット(XFシリーズ)の
走行ロボットのサポートについて
導入からメンテナンスまで一貫してサポート
シャープでは、課題の分析からシステムの設計、導入まで一貫してサポートすることが可能です。導入後に関しても、全国に50か所ある最寄りの拠点が、修理・点検サービスを提供。顧客から要望があれば、本体操作のトレーニングも実施してもらえます。
シャープの会社情報
会社名 | シャープ株式会社 |
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走行ロボット | XFシリーズ |
所在地 | 大阪府堺市堺区匠町1番地 |
電話番号 | 072-282-1221(代表) |
公式HP | https://jp.sharp/business/agv/ |